「パラモデルの無量ドット建設」展

メゾンエルメス

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2008年の年間テーマは“Fantaisies Indiennes ---眩惑のインド”。その第一弾のウィンドーは、アーティストユニット、パラモデルの手によるものです。彼らがインドから連想したのは紅茶。年間テーマとロゴがプリントされた6500個の紅茶缶により、パラモデル独特の天地の感覚を失うような空間が展開されます。クリーンな立方体のブリキ缶で複雑に構成された空間がイメージするのは工事現場。彼らがよく扱う主題です。
「・・・どこにでもあるような工事現場に漂う、独特の雰囲気に魅力を感じます。色鮮やかな重機が音を立てておもちゃのように動き、現場は常に可能性に満ちた生成過程にあります。刹那的であることは工事現場の必然ですが、そこに同時に存在する創造性に根ざした永遠的な気配を抽象し、模型化したいと考えます」。
ガンジス河の幾億幾兆の砂粒のように、聖俗混沌とした要素に溢れ、カラフルでファンタジックな香気に満ちた神々しいインド宇宙。あらゆる矛盾をも飲み込むその宇宙は、絶えず動きひしめきながら創造を続け、自由奔放な拡張可能の匂いを残し、終わることのない悠久の趣をもちます。インドでは、人は神への変身を求め、神も変身を繰り返すといわれます。商品が並び煌めくエルメスのショーウィンドーは、人々が変身へと至る過程の象徴ともいえるでしょう。彼らはそうした過程に宿る創造性、永遠性に、工事と重なる興味を持ちます。そしてこのウィンドーは、Fantaisies Indiennes --- この言葉によって統合される、混沌とした、しかし未知へと開かれた「何か」を提示する、彼らなりの表現なのです。

メディア

スケジュール

2008年01月17日 ~ 2008年03月18日

アーティスト

パラモデル

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