ギャラリー・ストレンガーアグネ・ヨンクテ、1974年生まれ。枕に残った丸いくぼみ、誰もいない がらんとした空間、かすかに薄い光のあたるモノトーンのカーテン。色 をそぎ落とされてドローイングのように端正なペインティングや、ミク ストメディア作品が淡々と並びます。
「アグネ・ヨンクテの手法はメタフィジカルである。..... くしゃくしゃのシーツやテーブルクロスの折り皺は、人間のからだの形跡、刻印なのだ。からだをカンバスの上から消し去ることによって、ヨンクテは人間の存在を形而上学的な高みへと引き上げてみせる。からだを包んでいた物質を神聖化し、ひいては 今はもうそこにないからだそのものを、聖なるアウラで包みこむのだ。」 Virginija Vitliene (美術史家/ キュレーター)
ペインティング、写真、そして昨今は精力的にパフォーマンスを展開。作品のサブジェクトは常に自己の存在そのもの。自分が誰で、そしてそれはなぜなのか、ヨンクテは制作を通して探り続けます。不在によって存在を追及していく手法は、ある朝目覚めて枕に自分の痕跡を発見してから、現在まで一貫して続いています。
[画像:Agne Jonkute, "Facts of Inexistence" (2005), oil on canvas]
レセプション:8月29日(金) 18:00-20:00
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