マジカル アートルーム秋山幸は1980年岡山県生まれ、弱冠28歳ではありますが、2006年六本木magical, ARTROOMでの2回目の展示『WORM HOLE episode2』以来、東京ワンダーサイト、hiromiyoshiiでのグループ展、水戸のオルタナティブスペース『遊戯室』のオープニング展など定期的に発表を続けてきました。またスイスバーゼルでの『LISTE07』や、4月の『101 TOKYO』でもその圧倒的な表現力と色彩で注目を集めました。彼女の作品には、森や動物が多く出現しますが、それらは自分と対象との距離感の象徴として描かれているようです。遠くにあるような森のただ中に自分がいる、動物と対面している自分はどこにいるのかわからなくなったりわかったりといった、ミクロとマクロがないまぜになった感覚そのものを、描いているといえましょう。
秋山の作品においてはまた、運動性、身体性が重要です。大地に足がたっていることを意識しながら画面に向かうという秋山の平面を、沢山遼は「出来事を生起させる実験のための現場」と捉え、制作者秋山を「実験家」と表現しましたが、彼女は平面に向かいながらも、自分と世界との空間を操り、何かとっかかりを発見するような作業を絶え間なく行なっているようです。
magical, ARTROOMでは同時に小スペースにて内海洋介による展示を開催します。内海は、昨年『ART AWARD TOKYO』にて準グランプリを受賞、その後東京駅大丸にて開催された『TOKYO EYE』でも評判をよび、今後の展開が期待されています。
Opening Reception: 8月5日(火)19:00
[画像: 「Sky diffuse light」(2008) Acrylic,oil on canvas 145.5 × 112.1cm]
まだコメントはありません