「組立小イス展　可変性—組立・分解から」展

終了しました

人は常に次を求め、希望も欲望も留まることなく、心を動かします。そして、様々なモノ・コトを価値づけ、つくり出しています。それらは、環境をかたちづくり、生活や社会の様々な場面や動向などを表すとともに、次の求めに人を促していきます。
デザインは、満たそうとする心とそれらでかたちづくられる環境の関係に深く関わっています。しかし昨今、その関係にひずみや矛盾などが生じ、修復のための様々な取り組みや手立てが望まれています。
本展では、その関係を整えるものとして「可変性」に焦点をあてます。例えば、組立と分解は、交換できるや新しくできるにつながります。さらには愛着を生み、満たそうとする心やかたちづくられる環境のこれからを示してくれるのではないか。こうした思考に則り、学んだものを紹介します。会場ならびに作品をご覧いただき、沢山の意見や感想をお寄せください。

スケジュール

2008年8月28日(木)〜2008年9月2日(火)