URANO梅津庸一は 1982年山形県に生まれ、東京造形大学絵画科を卒業後、2006年に第9回岡本太郎記念現代芸術大賞展にて準大賞を受賞し、その存在を知られることとなりました。
梅津の作品における表現方法には、大きく分けて3つの技法があります。日本人洋画家の師として知られながらも本国フランスでは忘れられた画家であるラファエル・コランの作品「フロレアル」を思わせるエロティックな自画像(2006年第9回岡本太郎記念現代芸術大賞展に出品)に代表される細密な油彩、戦争で亡くなった親族の古い写真等をもとに真鍮筆あるいは銀筆で刻み込むように描かれるメタルポイントの作品、台詞もついた漫画のようなタッチで描かれるペン画のせつないドローイング、これらの作品は全て、梅津の制作と生活のリズムから生まれています。
本展にあたってのコメント:「ギャラリー空間に、絵画を中心に絵と私物を配置することによって、色々な物の境目が"うるけ"そして赤く腫上がった"うずく炎症"のようなモノ(質)を立ち上げたい、それは恋愛の痛みのようでもあり、歴史観のねじれでもあるようなもの……」(*「うるける」とは、「潤う」という意味の東北地方の方言)
[画像: 「 [K]night」部分 (2007-2008) キャンバスに油彩 183 x 74.2cm]
まだコメントはありません