A.R.ペンクの作品には古代の表象文字や、地上絵のようなプリミティブなモチーフが多用されており、その作風は旧東ドイツ出身である彼のルーツと強く結びついています。彼の作品は、1997-1998年に世田谷美術館を皮切りに大規模な日本での個展を行って以来、欧米と比較して日本国内では殆ど紹介されて来ませんでした。今回、作家のプライマリー・ギャラリーであるドイツ、ケルンのGALERIE MICHAEL WERNERの協力の元に、70年代から新作まで、スティック・フィギュアを中心とした代表作品を展示いたします。