終了した展覧会・イベントです

「朝鮮染織・装身具Ⅱ 朝鮮王朝時代の文人の生活」展

東京国立博物館
終了しました
特集陳列「朝鮮染織・装身具」のシリーズ第2回は朝鮮王朝時代(1392~1910)の文人たちの衣服や日常生活に用いた道具などをご紹介いたします。

当時、高級官僚を輩出した支配層・両班(ヤンバン)たちには「ソンビ」とよばれる理想像がありました。それは、仁・義・礼・智・信の五つの徳、そして周囲との調和を重んじるという儒教的価値観をそなえ、清貧かつ風雅な文人生活を楽しむことでした。彼らが日常生活で、身につけた白を基調と した上衣や、生活空間である舎廊房(サランバン)に置かれた無駄な装飾のない質素な家具などに、その洗練された美意識が反映されています。

一方で、官服や戦服、祭服として、鮮やかな色の取り合わせの衣服を身につけました。これは陰陽五行に基づき、身分ごとに厳しく定められた配色であり、色彩の対比は独特の緊張感を生み出しています。

さらに、今回は「トル」とよばれる初めての誕生日を迎えた子供に着せる可愛らしい衣装も展示します。合わせてお楽しみください。

同シリーズの第1回、「朝鮮王朝時代の女性の生活と美」(2008年5月20日(火)~2008年7月6日(日))については こちら をご覧ください。

スケジュール

2008年7月8日(火)〜2008年8月24日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料[総合文化展(常設展)] 一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料、特別展はイベントにより異なる(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障がい者手帳等ご提示ください) ※入館方法などの最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
展覧会URLhttp://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=5418
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)