「neoneo Part1[男子] ネオネオ・ボーイズは草食系?」展

高橋コレクション 日比谷

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村上隆、奈良美智を筆頭に、ここ10年で世界的評価を得た日本人アーティストの作品を、精神科医・高橋龍太郎氏のコレクションから厳選し、美術館規模にまとめた展覧会が、現在国内を巡回中の「ネオテニー・ジャパン」展だ。世界が注目するジャパン・アートを集約的に紹介する同展は、じつは1000点以上からなる高橋コレクションのごく一部。膨大なコレクションの、そのまた別の顔を見せるべく、今なお熱心に収集が進められているネオテニー・アーティストに次ぐ若手、ネオ・ネオテニー世代に焦点を当てた「neoneo展」シリーズが企画された。

相当な人数が顔を揃えるネオネオ世代を紹介するにあたって、設けられた切り口は、なんと男女分け。「草食系」というキイワードともども高橋氏による発案だそうだが、そもそもアートで男子をクローズアップすること自体が、面白いことこのうえない。だってこの見方、今の日本のアートシーンを読み解くには、じつに鋭くも有効なのだ。

Part1となる「男子」の会に選抜されたのは、1960年代後半から1980年代に生まれた、20人のアーティストたちだ。ペインティングを中心に、彫刻、映像からなる出品作は十人十色で、統一のスタイルはないが、一望すると目を引くのは、人物像やセルフポートレイトが多いこと。そして、内なるファンタジー世界を描き出そうとする、内向的な姿勢が見え隠れすることだ。これは、現代社会の有り様をアートを通じて告発したり、社会と自分、世界と日本との関係性を浮き彫りにしようとした、前の世代の雄雄しさとは、随分様子が違う。そもそもみな、何かに抗うことを放棄してしまったように、ただただ小宇宙の中を曖昧に漂っている。

[画像:田代裕基「炎天華」(2007) 水彩、アクリル絵具、金箔、楠]

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スケジュール

2009年08月01日 ~ 2009年10月18日
8月14日(金)−8月17日(月)休館

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