「生誕100年 映画女優 田中絹代」展

東京国立近代美術館フィルムセンター

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日本映画が生んだ数々の輝かしいスターの中でも、田中絹代ほどつねに映画界の中央を歩み続け、少女時代から晩年まであらゆる時代に輝きを見せた女優はいないでしょう。1909年11月29日、山口県下関市に生まれた田中絹代は1924年に松竹下加茂撮影所に入所、鈴木伝明と共演した青春映画をはじめ可憐な演技がたちまち評判を呼び、国民的アイドルの座を獲得します。やがて上原謙と共演した『愛染かつら』シリーズ(1938-39年)では人気の絶頂を迎えますが、さらに戦後も、溝口健二監督の『西鶴一代女』(1952年)や『雨月物語』(1953年)、小津安二郎監督の『宗方姉妹』(1950年)や『彼岸花』(1958年)、五所平之助監督の『煙突の見える場所』(1953年)、木下惠介監督の『楢山節考』(1958年)、成瀬巳喜男監督の『流れる』(1956年)、市川崑監督の『おとうと』(1960年)など、巨匠監督たちの信頼を得て成熟した女優の魅力を加えました。晩年には『サンダカン八番娼館望郷』(1974年)の名演が国内外で評価され、1977年の逝去後も映画一筋に生きた伝説のスターとして語り継がれています。また、『恋文』(1953 年)を皮切りに6本の作品を監督した田中絹代は、日本初の本格的な女性監督としても映画史に残る人物です。

関連イベントに関してはウェブサイト上でご覧下さい。
開館間もない1971年、ご本人を迎えて、初の女優特集「田中絹代特集女優の歩みにみる日本映画史」を開催したフィルムセンターにとっても、田中絹代はかかわりの深い存在です。この展覧会は、「田中絹代ぶんか館」の開館を控えた生地の下関市や、田中絹代の膨大な遺品を管理してきた芸游会の特別協力のもと、両団体の保存する遺品とフィルムセンターの所蔵資料を合わせて、半世紀以上にわたるその華麗な映画人生に迫ります。上映企画「生誕百年 映画女優 田中絹代」とともにお楽しみください。

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スケジュール

2009年09月04日 ~ 2009年12月20日
*9月28日(月)~10月5日(月)は休館いたします。

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