紫牟田和俊 「TORSOHOUSE」
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ヴォイドプラスにて
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紫牟田は2005年に単体のTORSOHOUSEを発表して以来、このモティーフを用いていくつもの作品を展開してきました。TORSOHOUSEは内側の空洞とひとつの入り口を持つ、石膏で型取りされた小さな家のような作品ですが、それはその名が示す通り、家であると同時にトルソーでもあります。
しかし今回の展覧会で発表される新作は、一見これまでのTORSOHOUSEと同じように見えますが、正面の入り口は塞がっていて、そこにだまし絵のように入り口が描かれています。そして裏に回ってみると、直方体の6面の壁のうち3面が欠落していることが分かります。更にその開かれた内部空間は彩色によって影で埋め尽くされ、その影は外部に溢れ出しています。
ギャラリーの正面の壁には「Flesh Window」という平面作品が展示されます。これはタイトルからもマルセル・デュシャンの「Fresh Widow」を参考にしていることを知ることができます。それはキャンバスに描かれていますが、画面いっぱいに窓枠が描かれているのでひとつのオブジェと見ることもできるかもしれません。そして向こう側の空間を見透すべきガラスの部分はやはり黒く塗りつぶされています。
この影はいったい何を表しているのでしょうか。光と影、内部と外部の関係性を提示する紫牟田の作品は、複雑な意味が絡み合うことでvoid+の小さなギャラリー空間に大きな神秘、もしくはこの世界の根底にある原型を浮かび上がらせます。
スケジュール
2009年02月21日 ~ 2009年03月21日
営業時間: 火〜金 14:00-19:00; 土 12:00-19:00, 日,月,祝日休み
オープニングパーティー 2009年02月20日19:00 から 20:00 まで
Artist Talk 19:00-20:00
アーティスト
MyTAB コミュニティー
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