「ヘルシンキ・スクール写真展:風景とその内側」

資生堂ギャラリー

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近年、日本で北欧の人気が高まってきています。多くの雑誌が特集を組み、各地で北欧のデザインやクラフトを紹介する展覧会が開催されています。美しい自然を有し、すぐれた芸術を生み出しているフィンランドは、北欧のなかでも特に関心が高まっている国です。
2009年、日本とフィンランドは修交90周年を迎えます。資生堂ギャラリーも開廊90周年を迎える今年、欧米のアートシーンで台頭しつつあるヘルシンキ・スクールの写真を、アジアで初めて紹介いたします。

ヘルシンキ・スクール(ヘルシンキ派)とは、ヘルシンキ芸術デザイン大学の教育課程から導き出されたアプローチや考え方を継承する教師、学生、卒業生たちのグループを名づけたものです。ヘルシンキ・スクールは、今回のゲスト・キュレーターであるティモシー・パーソンズが1982年に客員講師としてヘルシンキ芸術デザイン大学で教鞭をとるようになったことからはじまりました。同大学では、ひとつの考え方を教えるのではなく、様々な教師によってそれぞれの生徒の個性を尊重するという方法がとられています。また、写真の技術や理論を指導するだけでなく、卒業生たちをプロのアーティストとして育て上げることにも力を注いできました。
そのような同大学のカリキュラムから生み出される、ヘルシンキ・スクールの写真に共通してみられるのは、美しい自然がつくりだす風景と、北欧独特の光と色の捉え方、風景の内にあらわされる物語性です。

1996年にヘルシンキ芸術デザイン大学は、ヘルシンキ・スクールのアーティストたちの活動をサポートするために「ギャラリー・タイク」を立ち上げました。ギャラリー・タイクは、展覧会を開き、作品集を出版することによって、アーティストたちを広く世の中に紹介していきました。その結果、ヘルシンキ・スクールは、パリフォト、アートフォーラムベルリンなど主要な国際アートフェアで注目を集めることとなり、2007年にはフィンランド写真美術館、2008年にはパリの国立高等美術学校、2009年にはドイツのウォルフスブルグ美術館等で展覧会を行っています。

本展ではヘルシンキ・スクールを代表する2名の中堅作家、ティーナ・イトコネン、サンドラ・カンタネンと、現在最も期待されている2名の若手作家、スサンナ・マユリ、アンニ・レッパラの4名の女性アーティストを紹介します。それぞれ違ったアプローチで写真に取り組む4名の世界を、ぜひお楽しみください。

[画像: Sandra Kantanen, 「Untitled (Lake 1)」 (2009) pigment print/paper]

メディア

スケジュール

2009年06月27日 ~ 2009年08月09日

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Reviews

takatokyo: (2009-08-06)

kico16: (2009-08-12)

冷たく、澄んだ空気が伝わってくる作品。美しい中にも、"ヒネリ"が効いていて、作家さんにお会いしてみたくなりました。

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