J.P. ホル 「ゲイの栗鼠と月に住む猫のおはなし」

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このイベントは終了しました。
ギャラリー・エフにて
メディア: インスタレーション 映画

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段ボール、粘土、はぎれ、フェルトといった素材やカラフルな色彩を多用し、おもちゃ箱のようにキッチュでおちゃめな印象を与えながらも、ホルの創り出す世界はどこか心安らがないおとぎ話をひっそりと語りかけます。その表現手法はドローイング、切り絵、磁器、粘土のミッキー頭をかぶった剥製動物、インスタレーション、アニメーションなど多岐にわたりますが、一貫して登場するのが擬人化された動物たちです。

2007年秋、ホルは東京で初めて開催した展覧会「FORGOTTEN」(@ギャラリー・エフ)において、「忘れ去られたものたち」に光を当てました。用がなくなって見捨てられ、屋根裏のクローゼットの中でほこりをかぶり、誰の目に留まることもなく世界中から忘れられたものたち。どこかいびつで社会からはみ出した存在に、ホルの作品はつねに寄り添っています。彼らをアイコンとして、ホルは人間の本質的な内面の肖像を描き出すと同時に、人間を取り巻く世界のありさま、人生において立ち向かう様々なテーマを深く見つめます。

彼は自身の作品についてこう語っています。「私の作品は真実を示しているのでも光を説いているのでもない。それは、でたらめなことになって持ち主に忘れられたおもちゃの部屋。その混乱した住人たちが、生きることに声もなくもがいている場所だ」。

2009年10月、J.P. ホルの新作、段ボールと粘土によるストップモーション・アニメーション『ゲイの栗鼠と月に住む猫のおはなし』が、東京と大阪の二会場でプレミアを迎えます。世界のすべてを内包する「クローゼット」を舞台に繰り広げられる、自身の属性を探す栗鼠の冒険。「私がゲイであるということは、宣言するまでもなく自明なこと。青い目や創造性や気性と同じで、持って生まれた自分らしさの一部」と語るホルは、この作品において初めて自身のセクシュアリティについても踏み込んでいます。

スケジュール

2009年10月16日 ~ 2009年11月08日

オープニングパーティー 2009年10月15日19:00 から 21:00 まで

アーティスト

J.P. ホル

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