世田谷文化生活情報センター 生活工房「森_living」とは;
生きている森、森と生きていくこと、そして森を語り合う居間(リビング)を意味しています。本企画でお招きするのはみな、森の営みとともに生活されている方々です。森の光と香りが揺らめく展示空間の中で、森の人と過ごす時間。日本の森と人の、深いかかわりを考えます。
森が育んだもの。それは、多様な生の恩恵だけではありません。昼はこもれびや小鳥のさえずり、土の匂いや木の肌触りが、体の中に染みいってくる感覚。月明かりも届かない夜の森の中で抱く、森羅万象に対する畏敬の念。そうして私たちの身には大きすぎるような想像力の翼を持たせてくれたのも、森の存在ではなかったかと思います。私たちは森に育んでもらった子どものはずなのに、なぜ今、「森を守る」という逆転が生じているのでしょうか?
エコに関する情報が氾濫する昨今、確かに人々の環境に対する意識は高まっているといえます。しかし、どこか確かな実感が伴わないのは、「森が消えつつあるのは、はるか遠い国のこと」という意識による気がしてなりません。そこには、国土の約67%が森林であるのに、木材輸入量は世界第3位で、森を身近に感じて生きている人はごくわずかという、私たちの国の矛盾した現状があります。
まず、森を想うこと。自分にとっての森を発見すること。森の中で誰かと語り合い、誰かの森を知ること。そして、パーソナルな問題として、自分が暮らす土地で、自分ができることを見つめること。そんなきっかけになればと、この「森_living」を開催します。
関連イベントに関してはウェブサイトでご確認ください。
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