杉本博司 「放電場」

ギャラリー小柳

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骨董への深い造詣や、執筆や空間設計、能舞台のプロデュース等、幅広い分野で活躍めざましい杉本博司が、2006年より発表を始めたシリーズ「放電場Lightning Fields」より、2009年に制作された最新作を今回ご紹介いたします。

本シリーズは、その名の示す通り写真乾板の上に直接人工的な閃光を起こす放電実験です。1752年の凧揚げ実験で雷が電気であることを、そして電気には陽極と陰極があることを証明してみせたベンジャミン・フランクリンや、1831年に電磁誘導の法則を発見したマイケル・ファラデー、その共同研究者の一人であり写真の発明者の一人でもあるフォックス・タルボット等、先人たちの大発見をもう一度暗室の内に再現させ、この眼で確かめてみたいと杉本の手で始められた実験の過程は、すでに昨年から今年にかけて2つの美術館を巡回した「杉本博司歴史の歴史」展等で発表されてきました。

フィルムに走った稲妻は有機的な連関を喚起するものですが、最新作では実験は更に進み、稲妻はいよいよ繊細に、より静かな表現を獲得し、偶然性の内に杉本らしい寂寥感を包含するものとなっています。それらはライトボックスでのオリジナルネガ作品と共に展示構成されます。

メディア

スケジュール

2009年09月08日 ~ 2009年10月10日

オープニングパーティー 2009年09月08日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

杉本博司

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