森アーツセンターギャラリーアートは身近なもの、現代美術は決して難解じゃない。そう言われて久しく、アートファンの裾野は広がり、気軽に作品を購入し、展覧会に足を運ぶ人が増えました。
確かに、現代アートの扉は万人に開かれています。
しかし真にその醍醐味を知ることができるのは、深遠に分け入り、その複雑な奥深さに引き込まれ、リアルタイムに変化するアートシーンのダイナミズムを、身をもって感じた人なのです。
わかりやすいアート、と表面的な満足に終始するだけでは、すぐに飽きてしまうでしょう。それではただ情報に流されてモノを消費するのと変わりません。
なぜ、アートは特別なものなのか。アートを買う、アートと生活するということにはどんな意味があるのか。 今、それを問い直す時期に来ているのではないでしょうか。
国際規模のマーケットや名だたる美術館、コンテンポラリーアートのフロントラインで活動してきた15のギャラリーが集まり、今までになかった新しいアートフェアを開催し、改めてアートの意味を探ります。なんでもある、のではなく、特別なものしかない。規模を大きくするのではなく、じっくりと、質の高いギャラリーショウを通じて、コンテンポラリーアートの醍醐味をお客さまに体感していただく。そんなギャラリーの基本に立ち返り、1年に1度の、特別な3日間を演出したいと考えました。
クオリティと審美眼、時代を捉える感覚を備えた15の現代アートギャラリーが創出する「G-tokyo 2010」。アートを観る、買う。その核心に触れる、特別なフェアにご期待ください。
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