バーバラー・フラッテンは1970年、ドイツのケルン生まれで、マインツにあるヨハネスグーテンベルグ大学では美術と哲学を学びました。ぺインターとして始まった彼女のキャリアはある一人のコレクターの目に留まった絵の下地として撮った写真からでした。以来写真家としての評価が上がり、結婚、そして出産を機に写真に専念するようになりました。ヨーロッパのみでなく日本でも徐々に発表の場を広げてきた彼女は2006年に東京に移り住んでからしたためてきた新作を含めた作品約10点を披露いたします。2006年から始まったヨーロッパの女性作家4人で始めた"Transformiable"グループ展も4回目を迎え、今年の夏はルーマニアのMuseum
of Timisoaraを巡回し、好評を博しました。