「竹久夢二と大正ロマンの世界展 - 女性・流行・文化生活にみる新しい波 -」

竹久夢二美術館

終了しました

アーティスト

竹久夢二

近年「大正ロマン」で言い表される、大正時代の古き良き文化や風俗等が注目されています。

大正時代（1912-1926）は、わずか15年という短い年月でしたが、大正デモクラシーを背景に、個人の精神を尊重して、自由を謳歌する風潮が強くなりました。さらに西欧文化の影響をはじめ、近代化の波は日常生活にも及び、文化的な生活様式が人々の間に行き渡りました。加えて「新しい女」や職業婦人が登場し、女子教育も根付いたこの時代は、これまでとは異なる価値観や美意識が芽生え、新たな女性文化が創り出されました。

本展では、大正ロマンの象徴ともいえる画家・竹久夢二の芸術と恋愛をクローズアップすると同時に、この時代にみる女性のライフスタイルや流行風俗、また文化生活を、当時の資料から多角的に紹介いたします。

レトロでノスタルジックな趣に留まらず、現代にも通じる魅力に満ちた「大正ロマン」の世界をご堪能ください。

スケジュール

2010年1月3日(日)〜2010年3月28日(日)