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「旗本がみた忠臣蔵」展

江戸東京博物館
終了しました
兵庫県たつの市立龍野歴史文化資料館には旗本浅野家に関する古文書「若狭野浅野家資料」が所蔵されています。旗本浅野家は、現在の兵庫県相生市若狭野に陣屋を構えていた大身旗本で(知行3000石)、あの元禄赤穂事件で著名な赤穂浅野家の分家です。しかも、赤穂事件の立て役者大石良雄の父の従弟長恒が浅野家の養子となって成立した旗本でもありました。同家は、こうした来歴から赤穂浅野家から特に重んじられ、赤穂本家改易後に同家の事後処理を担い、その文書などを引き継ぐこととなりました。よって「若狭野浅野家資料」には、江戸文化を語るうえで見逃せない赤穂事件関連の古文書が多く伝存することとなりました。

江戸東京博物館では龍野歴史文化資料館の協力を得て、平成20年度からこの赤穂事件と関わりの深い「若狭野浅野家資料」の調査を進めてきました。その成果を平成21年度企画展「旗本がみた忠臣蔵―若狭野浅野家三千石の軌跡―」と題して展示します。忠臣蔵人気に沸く世相を横目にしつつ、赤穂主従を静かに回向し続けた、旗本若狭野浅野家三千石の軌跡をご覧下さい。

[画像: 浅野長矩が事件直前まで生活していた江戸鉄炮洲上屋敷(現在の中央区明石町)の絵図]

スケジュール

2009年12月12日(土)〜2010年2月7日(日)

開館情報

時間
9:3017:30
土曜日は19:30まで
休館日
月曜日
月曜日祝日の場合は開館し翌日火曜日休館
両国国技館で大相撲本場所開催中は開館
年末年始休館
備考
12月28日(月)~1月1日(金)・5日(火)は休館
入場料[常設展] 一般 600円、大学生480円、65歳以上・高校生・中学生 300円、都内在住の中学生・小学生以下・障害者手帳提示と付き添い2名 無料、特別展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2009/1212/1212.html
会場江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
住所〒130-0015 東京都墨田区横網1−4−1
アクセスJR総武線両国駅西口より徒歩3分、都営大江戸線両国駅A3・A4出口より徒歩1分
電話番号03-3626-9974
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