終了した展覧会・イベントです

「‘文化’資源としての炭鉱」展

目黒区美術館
終了しました

アーティスト

川俣正
戦前の産業近代化、戦後の経済復興と高度経済成長、これらに大きく貢献したのが石炭産業だった。本展は、近代から現代へ、日本社会の隆盛を支えた「炭鉱」をテーマに、石炭を巡るエネルギーの戦後的問題、炭鉱を巡る風景−自然と街の変容、そこに働く人々の喜怒哀楽などの「炭鉱文化」を、視覚文化を通して読み解く試みである。また同時に本展は、「炭鉱」という主題が視覚芸術の造形的展開においてどのように展開されたのか、史的読解の試みでもある。今日、炭鉱が「近代遺跡産業」「炭鉱遺産」として見直される機運に着眼し、近代遺産としての「炭鉱」を文化資源として活用する機会とする。本展開催に当たっては、日本有数の炭鉱があった各地の関係美術館の協力を得て、炭鉱を巡る美術作品や様々な視覚資料などを展示して、炭鉱文化を俯瞰し、あわせて炭鉱地域の活性化や再生化について共に考える。炭鉱に関する作品や資料の史的・テーマ的展示と川俣正の「コールマイン田川」プロジェクト報告などのインスタレーションを予定。

スケジュール

2009年11月4日(水)〜2009年12月27日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 800円、大高生・65歳以上 600円、小中生無料
会場目黒区美術館
http://www.mmat.jp/
住所〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
アクセスJR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線目黒駅正面口より徒歩約10分、東京メトロ日比谷線・東急東横線中目黒駅東口より徒歩約20分
電話番号03-3714-1201
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します