VACANTアーティスト
志村信裕、田口行弘、山下麻衣+小林直人、櫻井裕子、チャン・ヨンへ重工業
今回の展覧会は「出会い」と「対話」をテーマに、それぞれの作家が原宿の街や、そこに集まる人と呼応し、展開していきます。5組のアーティストは、芸術に対して共通した姿勢をもっています―― 彼らはアートを通して「こたえ」を提出しようとはしていません。むしろ、積極的に試行錯誤のプロセスを見せています。日常的な出来事と深く向き合うなかから生み出された作品を前にして、鑑賞者はアーティストの創造プロセスを追体験し、アーティストと同じくさまざまな疑問を抱くのではないでしょうか。
「5+1」というタイトルは「5組の作家と+1人ひとりの鑑賞者」を意味しており、鑑賞者による介入がアーティスト、あるいは作品そのものと同じくらい重要なのではないかという思いが込められています。作品を見るうちに、どうしても肯定できない「こたえ」を見いだし、反発を覚えることがあるかもしれません。しかしそれこそが、異なる個性をもつ者同士が相互理解を見いだす鍵となるのではないでしょうか。また異なる解釈を交換することは、自身の思考を拡大させるきっかけにもなります。この展覧会が、単なる“ジャンクションボックス” ――ぶつかり合いの場――を超えて、共存のヒントを得るきっかけになることを祈っています。
関連イベントに関してはイベントサイト上でご確認ください。
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