足利市立美術館足利市出身で国際的に活躍する彫刻家であると同時に、詩人であった飯田善國氏(1923-2006)が逝去されたのが2006年4月でした。当美術館は、2007年4月に「飯田善國-版画と彫刻」展を催し、飯田氏の版画作品を中心に関連の深い彫刻や素描など約160点を展示し、同氏を追悼いたしました。
版画集「うしなわれないことば」は、2006年の展覧会を契機にご遺族からご寄贈いただいたもので、1994年に制作され、「LOVE」と「KOI」という二つの言葉を色帯でむすぶNo.1から、「AI」と「KOI」を結ぶNo.21まで、飯田氏らしい色鮮やかなシルクスクリーン版画21点からなるとてもロマンチックなものです。本展では、寄贈いただいた版画集「うしなわれないことば」をご披露するとともに、当館所蔵の飯田氏の彫刻、油彩、版画作品などあわせて約80点を紹介いたします。
また、参考展示として、飯田善國氏の長男・飯田クラウス太郎氏の作品を計8点紹介いたします。 同時に、収蔵作品による展覧会「彫刻がささやくことば ―現代彫刻の収蔵品より―」を開催いたします。ここでは、美術館が収蔵する現代日本の彫刻作品約20点によって、彫刻と間近に向かい合うことで感じられる、その息づかいや作者のメッセージをお楽しみください。
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