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「プレス・カメラマン・ストーリー」展

東京都写真美術館
終了しました
昭和の戦前・戦中・戦後の一時期、いち早く「伝えること」「記録すること」というプレス写真の目的を果たし、さらに作家性を強く意識したカメラマンたちが存在しました。たとえば、1942年のシンガポール陥落に際し、山下・パーシバル会談の決定的瞬間を撮影した影山光洋は、たった5歳で逝ったわが子の軌跡をアルバム『芋っ子ヨッチャンの一生』に綴り、見事な家族像を描写しました。また、無個性なニュース写真を撮る一方で、モンタージュ作品を積極的に取り入れたユニークな作品を発表していった大束元は、新聞紙上で「写真と文」をひとりで担当するというスタイルを確立した第一人者でもありました。新聞社の写真部・出版写真部のカメラマンとして数々のスクープ写真、報道写真を撮り続けていくなか、フリーの写真家たちと同列に並ぶような自由な創作活動の場も大切にした彼ら。

本展ではプレス・カメラマンとしての使命を果たしながらも、自身の表現にこだわった写真家たちに光を当て、それぞれが背負っているストーリーをご紹介します。平成20年度、新たに加わった影山・大束の作品を含め、歴史に残る当時の新聞なども展示いたしますので、この機会にぜひご覧ください。

スケジュール

2009年5月16日(土)〜2009年7月5日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
木曜日・金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 500円, 学生 400円, 中高生・65歳以上 250円
展覧会URLhttp://www.syabi.com/details/press.html
会場東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/
住所〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
アクセスJR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩11分
電話番号03-3280-0099
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