ギャラリー・ストレンガーギャラリーストレンガーでは、デンマーク出身の女性陶芸家、カリン・パトリシア・イェンゼン、「A Silent Touch of Aphrodite 」日本初個展を開催いたします。
北欧デザインは一般的にシンプルなフォルムで形成され、鮮やかな色彩が特徴的です。厳しい気候条件に対し て、心地の良さを住空間を求め、広大な自然の中から生 み出されるデザインは常に世界でも注目を集めていま す。その中でも世界的にも著名なデザイナーを多く輩出 しているデンマーク。「デザインの聖地」と称される首都・ コペンハーゲンは、美しいデザインが街並みや家庭の中 に溶け込んでいます。コペンハーゲンから北へ約30キ ロ、カリン・パトリシア・イェンゼンの住むエルシノア があります。シェイクスピアの悲劇「ハムレット」の舞 台のエルシノアで知られている都市でもあり、世界遺産 にも登録されているクロンボー城ではハムレットが幾度
も上演されています。
カリン・パトリシア・イェンゼンはデンマーク・デザイ ン・スクールで陶磁器とガラスのデザインを学んだあと、 1997年よりエルシノアで本格的な制作活動に入ります。 気負いのないスタンスで制作に臨む彼女の作る陶器もまた自然とのつながりからインスピレーションを受けてい ます。
今回、日本での初個展の決まった時に、ふと優しさに満ちた愛情あふれる器を作りたいと思ったそうです。その思いは日々強くなり、自分自身以外の何かに導かれるように、「Aphrodite」の器が完成しました。 や「The Listener」を制作中も、”ただ聞くだけだった”という心に従って出来上がったのでした。仕上がった女神のアフロディーテの作品はちょうど太陽から45度の角度にかざすと、太極図の影が現れるという、すべては計画されていたかのような出来事を偶然という言葉では片付けることができなかったと語っています。 人はこの世界に存在する色しか作れないという話がありますが、作家に見えるこの優しい色の配色はやはり北欧のぬくもり、そしてこの宇宙に導かれて完成させた色にはどこか日本人にとっても懐かしさを感じさせる親しみやすい色は深い緑に囲まれた環境が似てるからでしょうか。
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