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「市民社会再生―新しい理論構築に向けて」シンポジウム

東京大学 本郷キャンパス
終了しました
長い目で見れば、裁判員制度は、おそらく、この夏の「政権交代」よりももっと大きな影響を日本社会に及ぼすことになるのではないでしょうか。

では、文化の領域で、それはどのように可能だろうかという問いかけを、シンポジウムで行おうと思います。芸術文化の価値とその振興策を誰がどのような仕組みで決定=裁判するのかという問題提起です。

ここでは「裁判」という言葉を比喩的に用います。決して、裁判制度を芸術文化の世界に持ち込むのではありません。争いごとの裁定ではなく、価値判断や評価を下すこと、しかし、それが単なる個人的な判断に終わらず、社会に生かされる仕組みを考えようとすることを、「裁判」という言葉に託したいと思います。

いいかえれば、「裁判官」の世界に「裁判員」が参入することの可能性を問いたいと考えています。

スケジュール

14:00~14:15 3年間の総括と趣旨説明
木下直之(東京大学人文社会系研究科教授)

14:15~15:15 話題提供「裁判員制度が社会にもたらしたもの」(仮)
三谷太一郎(東京大学法学部名誉教授)

[休憩:15分]

15:30~16:30 3プロジェクトチームによる報告
「戦後の文化行政、美術館、モダニズム建築を考える」
「"所有"からアートの公共性を考える」
「芸術文化振興施策に関する規範を考える」
各チーム代表者(3チーム、各20分程度)

16:30~17:30 総合討論
司会=曽田修司(跡見学園女子大学教授)
小林真理(東京大学人文社会系研究科准教授)

会場: 東京大学法文2号館1大教室
定員: 150名
申込: こちらのオンラインフォームよりお申し込みください。

スケジュール

2009年12月12日(土)〜2009年12月13日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
入場料無料
展覧会URLhttp://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR-K/shinpo.html
会場東京大学 本郷キャンパス
http://www.u-tokyo.ac.jp/
住所〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
アクセス都営大江戸線・東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅4番出口より徒歩7分、東京メトロ千代田線湯島駅1番出口より徒歩12分、東京メトロ南北線東大前駅1番出口より徒歩14分
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