「春の妝い」 展

泉屋博古館分館

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四季のはじまりに位置する「春」の語義は「晴る」と関連するとも、「はらふ」と同義であるとも、冬籠りから「撥(は)る」の意とするとも、また、最も普遍的な解釈の草木の根が「張る」からともいわれています。さらに「墾(は)るなり」説は、「春」が農耕に関係するもの(田畑を墾る意)であるならば、有力であるとされます。

いづれにしましても、「春」の語義には、その前の季節に当たります「冬」のイメージが内部に秘められた感がするとしますと、これから表に表出しようとする勢い、動き、生命力など開放的、積極的、豊飽な意味合いが含まれていると申せましょう。

その春を迎えるに当たって吉祥の絵画、および文様で装飾された工芸品を飾り、その一年間の無病息災、多福多寿を祈念する風習は、わが国に古くからあり、それは、今日でも行なわれております。

今展は、吉祥を意味する美術品を展示し、新年の始まりを言祝ぐとともに、1月の初春から3月の孟春の詩節柄に合わせた作品もならべますので、季節感を心ゆくまでご堪能していただければ幸いに存じあげます。

今年も宜しくお願い申し上げます。

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2010年01月09日 ~ 2010年03月14日

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