終了した展覧会・イベントです

「Digital Tea House」展

終了しました

2010年8月、コロンビア大学建築学部（GSAPP）と東京大学大学院工学系研究科建築学専攻（建築学科：UTDA）隈研吾研究室を中心に、合同ワークショップが開催されます。このワークショップには、コロンビア大学から8名、東京大学から16名の大学院生が参加し3週間弱にわたって最新のソフトウェアを用いたコンピューテーショナルデザインと、そのデザイン及び施工特性を生かしたデジタルファブリケーションの演習を行ないます。共同でコンピューテーショナル・デザインの特性を吟味しながら、テーマである「茶室」を再解釈し、設計及び実際に仮設の茶室の製作に取り組むものです。伝統的な茶室の理解に加え、本来前衛的であったはずの茶室を現代の文化的、技術的文脈の中でどのように解釈するか。仮設構築物という条件下でいかに構成するか。デジタルファブリケーションならではの構造やデザインの面白さをいかに茶室という機能に織り込むか―最新のソフトウェアを駆使したデザインが披露されます。講師陣は、各大学から世界をリードする専門家が複数参加して学生を指導し、ともに製作、展示までを行ないます。

本展は、このワークショップで制作した各チームの「Digital Tea House」三棟を特別に一般公開するものです。

スケジュール

2010年10月21日(木)〜2010年10月26日(火)