「ガレオン船が運んだ友好の夢」 展

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たばこと塩の博物館にて
メディア: 絵画 彫刻・立体 その他

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1609年9月、フィリピンでの臨時総督としての任期を終え、ヌエバ・エスパーニャ(現メキシコ、当時のスペイン副王領)への帰国の途についていたロドリゴ・デ・ビベロが乗船するガレオン船サン・フランシスコ号が、日本近海で嵐に遭遇し、現在の千葉県御宿町の沖で座礁しました。近隣の村人たちの献身的な救助活動により一命をとりとめたロドリゴ・デ・ビベロは、江戸城にて二代将軍徳川秀忠、駿府城にて徳川家康に謁見する機会を得ました。そして、日本とヌエバ・エスパーニャおよびスペインとの間に友好関係を築くための協定を提案し、家康・秀忠から好意的な返答を受け取ると、幕府が建造した船サン・ブエナベントゥラ号に乗って1610年、ヌエバ・エスパーニャへ帰着しました。

しかし、1624年に日本がこれらの国に対する門戸を閉ざしてしまったため、ロドリゴ・デ・ビベロが夢見た日本とメキシコ(ヌエバ・エスパーニャ)との交流は途絶えてしまいます。その後、両国間の交流が再開したのは、250年以上もの時が流れた後のことでした。1888年、日本とメキシコは日墨修好通商航海条約を締結しますが、この条約は開国後の日本が諸外国と結んだ条約のなかで初めて両国の主権平等をうたったものでした。そして、現在、日本とメキシコとの間の絆は、より強いものとなっています。

今回の展示では、日本とメキシコとの交流の歴史を取り上げるとともに、1609年のロドリゴ・デ・ビベロの乗船したサン・フランシスコ号が日本に漂着した背景にある、メキシコのアカプルコとフィリピンのマニラとの間で行なわれていたガレオン貿易についても紹介いたします。本展示が日本・メキシコ両国間の絆を深める一助になれば幸いです。

スケジュール

2010年01月23日 ~ 2010年02月28日

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