Bar「」Mudai柳 幸典『犬島ノート』 2010年9月10日発売
「瀬戸内国際芸術祭2010」において、建築家・妹島和世とのコラボレーションで《家プロジェクト》の作品群を発表したアーティスト柳幸典だが、これは柳にとって「犬島アートプロジェクト」という壮大な構想の一部に過ぎなかった。1995年「犬島アートプロジェクト」構想を発表してから2008年の《精錬所》公開までに実に13年にも及ぶ歳月を要していた。90年代初頭に国際舞台で鮮烈なデビューを果たしたアーティストが犬島と出会い、移住し、アートプロジェクトを構想するに至った背景には一体どのような想いがあったのだろうか。本書は明治、大正期に10年間操業し廃墟となった銅の精錬所跡を舞台に出現した巨大なインスタレーション作品に幾重にも込められたメッセージを「美術史」「日本近代と産業遺産」といったキーワードから読み解いていく。
編集・発行:ミヤケファインアート
写真:泉山朗土 / デザイン:大溝裕(Glanz)
2010.9.10 / A4 ハードカバー / 128頁 / フルカラー / 日英バイリンガル / 3,360円(税込)
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