終了した展覧会・イベントです

「『日本画』の前衛 1938-1949」展

東京国立近代美術館
終了しました

アーティスト

山岡良文、山崎隆
社会的にも激動の時期である1930年代後半期、「日本画」の世界において、伝統的美意識による創造に決別し、新たな表現を目指す活動が起こりました。舞台となったのは1938年4月に結成された歴程美術協会です。彼ら「日本画家」たちは、抽象やシュルレアリスムは言うまでもなく、バウハウスの造形理論をも取り込みつつ「日本画」を制作し、その展覧会場にはフォトグラムや工芸、盛花までもが並びました。

本展覧会は、この歴程美術協会を起点とした「日本画」における果敢な挑戦を、日本で初めて具体化された「前衛」意識と位置づけ、多角的に検証するものです。本展では、これらの「日本画家」たちが交流を深めた洋画家たちとの影響関係も探ります。また、戦争の拡大とともに未完の前衛と化した様相にも触れながら、歴程美術協会の戦後における再興とも言うべきパンリアルの誕生までを扱います。

[画像: 山岡良文「シュパンヌンク」1938年、個人蔵]

スケジュール

2011年1月8日(土)〜2011年2月13日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
月曜日が祝休日の場合は月曜日開館、翌平日休
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 850円、大学生450円
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/Honkan/Avantgarde_of_Nihonga/index.html
会場東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
アクセス東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します