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荒木経惟 + 舟越桂 「至上ノ愛像」

高橋コレクション 日比谷
終了しました

アーティスト

荒木経惟、舟越桂
現代日本を代表する写真家、荒木経惟。1940年生まれの荒木は2010年5月に70歳を迎えます。1960年代から現在に至るまで、常に時代を挑発し続け、時代の先端を走り続ける荒木は、人が生きることの悦びと哀しみ、その深さを、圧倒的な写真の力で見せてくれます。

本展では、「センチメンタルな旅・冬の旅」「エロトス」「写真私情主義」など高橋コレクションの多彩な作品に加え、2008年から2009年にかけて熊本市現代美術館で開催された個展「荒木経惟 熊本ララバイ」に出品された≪母子像≫シリーズの作品を特別展示いたします。≪母子像≫は、2007年以降に生まれた赤ちゃんと母親を熊本で撮影した、母子の絆と生命力にあふれた写真で、大きな話題を集めた作品です。

木彫の人物像で国際的に活躍を続ける舟越桂(1951年生まれ)は、1980年代はじめから日本の現代彫刻をリードしてきた存在です。高橋コレクションの≪遠い手のスフィンクス≫(2006年)は、近年手がける両性具有のスフィンクスシリーズの代表的な作品です。静かに遠くを見つめる舟越の静謐な作品には、人々の心を捉えて離さない力があります。

荒木経惟と舟越桂。二人の世界の“生と死”。そして、“愛”。本展のタイトル「至上ノ愛像」は、荒木によって名づけられました。舟越へのオマージュであり、2008年冬に前立腺がんの手術を受け、「撮り続けることが生きること」という荒木の切実な感情が込められています。

スケジュール

2010年1月9日(土)〜2010年4月4日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
備考
2月21日(日)休館、2月22日(月)は開館
入場料一般 300円、大高生 150円、中学生以下 無料
会場高橋コレクション 日比谷
http://www.takahashi-collection.com
住所〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井ビルディング1階
アクセスJR有楽町駅より徒歩5分、東京メトロ千代田線・日比谷線日比谷駅A5・A11出口より徒歩1分
電話番号03-6206-1890
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