Art Labo 深川いっぷく深川はこれまで、江戸の粋や伝統を受け継ぎ東京でも屈指の下町名所として発展してきました。富岡八幡宮、深川不動堂といった2つの聖域をひかえる門前仲町がその中心です。その門前仲町から北へ歩くこと10分のところに清澄白河エリアがあります。
もともとこの清澄白河あたりは、近くを流れる「小名木川」が江戸の米や塩など物資の輸送路であったように、人が行き交う場として活況を呈してしてきた地でもあります。また明暦の大火(1657)後に寺が移転してきて寺町を形成してきたこともあり静かな雰囲気もしっかり残されています。さらに最近はギャラリーやカフェも新しくでき、深川の新たな散策路として注目されています。昨年5月に注目の写真家の写真集を出版している「赤々舍」がギャラリーと店舗をオープンさせ、11月には若手写真家たちの自主ギャラリー「TAP」もオープンしました。付近には清澄庭園、深川江戸資料館、東京都現代美術館といった施設なども充実し、これまでになかった下町・江東区の一面が楽しめます。今回のフォトセッションはそんな和やかな町を舞台に行なわれるささやかな催しです。
周知のようにデジタルカメラがすさまじい勢いで私たちの暮しの中に入り込み、写真を撮ること、写真を見ることがこれまでにない「普通の出来事」になりつつある現在。あらためて写真はなにを表現しているのか、あるいはなにを伝えようとしているのかといったことを、小名木川の流れに沿って、親しみある町の散策を通して、写真フアンのみならず近隣のみなさんにも感じとっていただく。そして新たな町並みをともに体感し、豊かな日常を発見するというのが大きな目的でもあります。
まったくの持ち寄り、手作りの催しではありますが、 地域の手作りマップ「かわら版 深川福々」を母体として、各ギャラリーさんに期間中ご協力いただくとともに、深川江戸資料館通り商店街さんや近隣の店舗さんなどにも展示スペースのご協力をいただくことになりました。参加していただく写真家のみなさんも若手の方々が中心です。夏のはじまりの蒸し暑い時期ですが、川風に吹かれてみるのも一興かと存じます。(終点付近には美味しい焼き鳥オープンテラス?などもあります。) どうぞご高覧ください。
まだコメントはありません