Sedona 代官山4月から始めた彫刻にまつわるトークもいよいよ最後の回を迎えることになった。これまで〈オブジェ〉〈デュシャン〉〈展示について〉〈造形〉と、彫刻をテーマに据えながら、ひとつとして彫刻が主題になるトークを展開することはなかったが、それも彫刻という言葉のわからなさがもたらす魔力のひとつかと、いまは身勝手に納得している。物質を扱い、制作に確かな労働を伴うことからも、彫刻は現実に存在するという点において非常に強力なメディアであると思われるかもしれない。しかし、これまでのトークの変遷を聞いて頂ければわかるように、実は非常に不定形で曖昧模糊とした存在であり、それ故に現在も世界のどこかで彫刻はつくられ、東京でも我々のトークが行われている。
そんな彫刻を語るシリーズの最後を飾るのはインディペンデント・キュレーターの遠藤水城氏であり、お題となるのは曽根裕氏である。曽根氏は彫刻家ではないが、到達不可能な目標を自ら設定し、その目標へジャンルを横断しながら向かっていく様は、乱暴な言い方ではあるが、本来私が思い抱く彫刻家の姿を連想させる。曽根氏は2011年に東京オペラシティギャラリーで個展が開催予定である。今回はその曽根展のゲストキュレーターであり、美術を本当に確かなものであると信じる為に様々な活動を行う遠藤氏に、曽根展のことを中心に話を伺ってみたい。
日時:2010年11月19日(金)19:30〜21:30 ※受付開始は19:00
場所:Sedona[代官山食堂]
定員:30人(予約制)
参加費:1000円
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