伊東靖和 「陶 記憶の中のいきものたち」

LIXIL ギャラリー1 & 2

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このイベントは終了しました。

ぬめぬめと光る内臓に似たひもで胴体を覆われた、巨大なトンボ。幅190cmの羽を広げ、たくさんの目玉と、触覚とも体液を吸う口ともつかない管状のものを顔いっぱいに蠢かす『dragonfly』を見るとき、多くの人がぎょっとすることでしょう。ぐちゃぐちゃとからまった脚と身体はくっついて一体となっています。重機関車を思わせる全身は 200kgの重さです。小さな昆虫を目にして感じるすごさをかたちにしようとして、この大きさになったのだと話します。伊東靖和の作品は、不気味ないきものの生命感が迫ってくるオブジェです。人体の臓器、乗り物、さらにバイクと昆虫、イチゴとうさぎ、戦車と乳母車など、いくつかのイメージの組み合わせを行ない、そのときどきで惹かれるものをモチーフに新しい造形物を生み出してきました。その核には、誰もが抱くような子供の頃の、封じ込めておきたいような思い出や純粋な怒りといった感情があるといいます。陶芸をはじめてから、積み上げて大きなものをつくる挑戦への楽しみを感じていた伊東ですが、最近では小さなものに生命の精緻さを表現しようともしています。荒削りでダイナミックな迫力と、思わず目をそらしながらまた見つめてしまう生々しいかたちを、ぜひ会場でご覧ください。

今年大学院を卒業したばかりの作家の初個展となります。新作3点を含む4点を展示する予定です。

メディア

スケジュール

2010年04月06日 ~ 2010年04月27日

オープニングパーティー 2010年04月06日18:30 から 19:00 まで
アーティスト・トーク

アーティスト

伊東靖和

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