SANAGI FINE ARTSではこの度初めてのグループ展「反射する 透過するReflect – Permeate展」を
開催致します。これまでSANAGI FINE ARTSは、写真はアートと区別されるべきものではなく、むしろお互いに補完し合うものであるとの考えから特に写真に力を入れた展示を行って来ました。その事を通し、今回は写真家である椎木静寧氏に企画・構成を依頼、その結果、大小のキャンバスを自在に使い分け、軽薄に見えて深遠、奇妙な物質感を漂わせる鹿野震一郎の絵画作品、オーソドックスながらも神秘的な平面性を感じさせる画面構成を行う平松佑介の銀塩プリント写真、さらには絵画と写真を結びつける媒介者的役割を担う立場から椎木静寧のドローイング及び写真作品を展示致します。三者三様でありながらもどこか関連性を伺わせる展示をお目にかけられればと思います。
[画像: 椎木静寧「TT」(2010年) 27.6 x 20.9 cm pigment print on archival paper]
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