終了した展覧会・イベントです

谷敦志 「眼球譚パート1」

YASUDA ART LINK
終了しました

アーティスト

谷敦志
ジョルジュ・バタイユの傑作にインスパイアされた写真作品「眼球譚シリーズ」を中心とした、谷敦志の現時点での集大成ともいえる写真展が開催されます。「眼球譚」は当初ロード・オーシュという匿名で発表されたバタイユの代表作で、人間の精神の暗黒面を容赦ない表現で描いた異色の名作として現在に至るまで文学、思想、美術など幅広い分野の人々に多大な影響を与え続けています。発表当時はアンドレ・マッソン、ハンス・ベルメールといったシュルレアリスムの系統に属するアーティストの作品が挿画として添えられていたというこの作品から谷敦志が受けたイメージを自らの解釈の下に再構築し、ビジュアル化するのがこの「眼球譚シリーズ」です。

今年1月にYASUDA ART LINKで開催された「谷敦志個展」では白を基調とした作品が高い評価を得ましたが、今回はゴシック、シュルレアリスティックなテイストのビジュアル制作には定評のある谷敦志の本領発揮とも言える前述の「眼球譚シリーズ」をはじめ、旧作から選りすぐった写真作品、そして新境地となる新作映像作品の上映展示など、YASUDA ART LINKメインギャラリー"TOKYO"の150平方メートルの空間を存分に使った展示に谷敦志が挑みます。

なお本展覧会の開催に伴い、6月15日夕方からはオープニングレセプションを、翌6月16日には『痙攣する映像+鳴り止まぬ音』と題したスペシャルイベントを開催いたします。

6月16日(水)ミニギャラリートーク『痙攣する映像+鳴り止まぬ音』
谷敦志の映像作品上映に加えて、異能のアーティスト、山口椿氏がチェロの演奏を行います。
併せて谷敦志が展示作品について語るミニギャラリートークを催します。
6月16日(水) 19:15開場 19:45開演 
入場料 事前予約(tel:5577-6373 TOKYO ART SHOP):1,200円 当日:1,500円

スケジュール

2010年6月15日(火)〜2010年6月27日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日、祝日
入場料無料
会場YASUDA ART LINK
http://www.yal.jp/
住所東京都千代田区神田錦町3-20 錦町安田ビル1F・B1F
アクセス都営三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅A9出口より徒歩3分、都営新宿線小川町駅B7出口より徒歩5分、東京メトロ東西線竹橋駅3b出口より徒歩5分
電話番号03-5577-6186
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