終了した展覧会・イベントです

「古九谷展  —伊万里色絵の誕生—」

戸栗美術館
終了しました
1つの名称ではまとめきれない程さまざまな様式のやきものが「古九谷」という名前のもとにまとめられ、しかも認識されていた生産地が違っていたということから起きた混乱は長期化し、今なお研究者、陶磁愛好家、陶芸家や郷土史家らの間でくすぶり続けています。古九谷産地論争が過熱した一因は、古九谷の持つ大きな魅力です。当時の上流階級の求めに応じた丁寧な作行き、美しい絵付け、大胆な文様構成。この個性的なうつわに魅せられた多くの人々の想いが、半世紀以上にも及ぶ大論争を招いたといえます。今展示では、現在「古九谷様式」と呼ばれている祥瑞手・五彩手・青手に加えて、かつて「古九谷」と一括りにされていた17世紀中期の伊万里焼を一堂に展観して、複雑な研究史を整理しつつ、その技と美をご紹介します。(約 100点出展予定)

[画像: 「牡丹双蝶文」江戸時代(17世紀中期) 色絵、皿、伊万里(古九谷様式) 高4.7㎝ 口径35.2㎝]

スケジュール

2010年7月4日(日)〜2010年9月26日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
※金曜・土曜は10:00〜20:00
※入館受付は閉館30分前まで
休館日
月曜日、火曜日
※祝日の場合は開館し、両日とも祝日の場合は翌平日休館
展示替期間中・年末年始休館
入場料
会場戸栗美術館
http://www.toguri-museum.or.jp
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3
アクセス渋谷駅ハチ公口より徒歩15分・地下鉄A2出口より徒歩12分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩10分
電話番号03-3465-0070
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