足利市立美術館アーティスト
ユーリ・ノルシュテイン、フランチェスカ・ヤールブソワ
本展は、ロシアのみならず世界を代表するアニメーション作家ユーリー・ノルシュテイン (1941- )と、その多くの作品の美術監督を務めるフランチェスカ・ヤールブソワ(1942- )夫妻のこれまでで最大の展覧会です。
展覧会のタイトル「話の話」は、ノルシュテインの経験や思い出にもとづく長編アニメーション映画の題名からとりました。1979年に制作されたこの映画は国際アンケートによって「歴史上、世界最高のアニメーション」に選ばれました。「映像の詩人」とも呼ばれるノルシュテインの作品は、鋭い観察眼により創り出され、人間や世界に対する深い愛情に満ちています。マルチプレーンと呼ばれる多層のガラス板に切り絵を配置する手法によって丹念に生み出された繊細で深みのある空間は、アニメーション・ファンのみならず世界中の映像作家をも魅了してきました。
本展では、ノルシュテインが監督をした8つのアニメーションを中心に、ヤールブソワの美しいエスキースや絵本原画、マルチプレーンを展覧会用に再現したマケットを交え、夫妻の創造の過程、映画完成後の展開を約800点の作品により紹介いたします。
[画像:フランチェスカ・ヤールブソワ「明るい光に向かうオオカミの子」1985年 水彩、チタニウムホワイト・紙]
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