sakumotto「衣服と記憶」をテーマに制作活動をする作家 伊藤さち の個展です。「森のとなり商店」とは、作家作の物語「森のとなり商店」を軸とし、物語中の世界観を体感できるような様々な空間を構築していくプロジェクトです。今回は、2009年夏に開催された序章(introduction)に続く第1章〜第3章を、3つの地域で展開します。
序章は、神奈川県相模原市の元とんかつ屋の建物を利用した「ギャラリーきゃべつ畑」にて、2009年7月に開催されました。今回、第1章は中央線沿線の中野および阿佐ヶ谷エリアで3つの小さな飲食店と、それらをつなぐ道ばたが舞台となります。伊藤が生み出す色や形、テクスチャーをご覧いただける展示に加え、小屋に暮らすおばあさんの仕事を少しだけ体験できる2つのワークショップを開催します。第2章の会場は、中目黒の駒沢通り沿いにあるギャラリーショップ「sakumotto」。こちらは第1章とはうってかわり、ホワイトキューブ的な空間の中での展示となります。また、第1章のワークショップのアーカイブもご覧いただけます。第3章では、祐天寺から烏山に移転した「はちどり」のオープニング企画として、森のとなりの小屋に焦点を当てた作品がご覧いただけます。歴代の住人が塗り重ねたペンキの跡をはじめ様々な生活の記憶が刻まれた、団地の一室に位置するギャラリーという空間ならではの「小屋」のかたちを、訪れた人が目撃し、そして小屋づくりに参加できるしかけを用意いたします。
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