「花ひらくエコール・ド・パリの画家たち パスキン、そしてシャガール、フジタ、ローランサン…」 展

平塚市美術館

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本展は、北海道立近代美術館のコレクションを中心に、ジュル・パスキン、マルク・シャガール、藤田嗣治、マリー・ローランサンなどエコール・ド・パリの画家の作品を紹介します。

1920年代から30年代にかけてのパリは、美術・音楽・演劇・文学など様々な分野において、世界各地から芸術家が集まり、旺盛な制作活動をおこなった華やかな時代でした。彼らはエコール・ド・パリの芸術家として知られています。本展の中心となるジュル・パスキンもその中のひとりに数えられます。パスキンは、ブルガリアで穀物商の家庭に生まれました。17歳のとき画家を志し、19歳でミュンヘンの雑誌の挿絵画家となるなど、早くからその才能を開花させました。1905年、パリへ移って本格的に画家への道を歩み始めます。モンパルナスのカフェに通いながらパリに暮らす人々を描き、サロン・ドートンヌ、サロン・デ・ザンデパンダンなどの展覧会に出品。この間、小説家や詩人、評論家をはじめ、キスリング、スーチン、藤田嗣治などの画家たちと交流します。第一次大戦が始まるとアメリカへ渡り、メキシコやキューバなど各地を旅行しながらキュビスム、フォーヴィスム風の表現を取り入れた作品を制作しました。戦後は再びパリへ戻り、夜毎に街へ繰り出して、お祭り騒ぎを繰り広げる生活を送り、1930年頃には、これまでの絵画の探究を結実させ、人気作家として活躍しました。

同館のコレクションには、パスキンとの交流を軸として、上記作家のほかモイズ・キスリング、ハイム・スーチン、アンドレ・ドラン、モーリス・ユトリロ、ジョルジュ・ルオーなどの作品があります。彼らはパスキンと同じく、当時の革新的な絵画を取り入れながらも、パリの人々の生活や町並みに焦点をあて、それぞれが個性的な表現を追究しています。同館コレクションのほか神奈川県立近代美術館、横須賀美術館の所蔵作品をまじえ、甘美な雰囲気の中に哀愁と不安を漂わせたエコール・ド・パリの画家の作品を当時の時代の空気を感じつつお楽しみください。 

■関連講演会
日時: 7月30日 (土) 14:00~15:30
講演タイトル: エコール・ド・パリとその時代―北海道立近代美術館のコレクションを中心に―
講師: 佐藤幸宏 氏 (北海道立近代美術館学芸第一課長)  
場所: ミュージアムホール
参加: 申込不要・先着順 

■学芸員によるギャラリートーク
日時: 8月7日 (日) 、27日 (土) 各回14:00~14:40
場所: 展示室I
参加: 申込不要・要観覧券

[画像: ジュル・パスキン 「女学生」 (1908) ]

メディア

スケジュール

2011年07月16日 ~ 2011年09月04日

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