無人島プロダクション3月11日におきた東日本大震災からこれまで、Chim↑Pomは何度も福島第一原子力発電所や被災地に足を運びつづけています。そしてボランティア活動などを行い現地の状況を実際に肌で感じながら、撮影を行い、今回のプランをたちあげました。本展でChim↑Pomは、福島第一原発など「3.11以降」をテーマにした新作映像を中心に発表します。
今回も彼らはこれまでどおり、現実社会に全力で介入した作品を制作してきました。本展で彼らがやろうとしていること、それは東京で制作活動を行う彼らと被災地との距離を縮めようとすることではありません。「土地」にではなく「今」に生きることにこだわる彼らの表現は「今できることを妥協なくやりきること」という姿勢が大前提にあります。世の中がどんな状況になろうとも、未来をみすえて「今、行動を起こすこと」がChim↑Pomの制作と活動の姿勢です。彼らのこの、結成以来、何が起ころうとも変わらぬ姿勢を是非、ではなく、絶対、ご覧いただきたく、また彼らが皆さまになげかけるものを全身でうけとめていただきたく存じます。「過去が作ってきた今」に全身でぶつかり、今を体現しつづけることで、未来につなげようとする、Chim↑Pomの信念と作品に正面から向き合っていただいたとき、決して無力感ではなく、きっと、前を向き進む活力か、それ以上の「何か」を感じていただけると信じています。
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