桝本佳子 「パノラマのうつわ」

LIXIL ギャラリー1 & 2

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このイベントは終了しました。

見上げるような高さ1.65mの陶大壺の天地をつらぬくように、等身大の仔馬が半身飛び出しています。白土に赤絵の艶やかな、まるで絵付け模様から飛び出してきたかのような幻想性とダイナミズムに圧倒される作品です。(「馬/壺」(2011))。また「兵庫県/皿」(2011)は、兵庫県の立体的な地形の上に古地図の絵皿が乗り、グーグルマップのようにポップアップした地名が読み取れる楽しさに、思わず微笑ん
でしまいます。

桝本佳子は、「日本の陶芸」をテーマに誰もが知っているモチーフや、焼成方法、釉薬などの要素をベースに、独特の現代的発想を組み合わせて作品をつくります。青磁の壺に船、備前焼の壺に五重の塔など、いずれもダイナミックでユーモアがあり、凝視したくなるような精緻な美しさを備えています。壺や皿だと思ったかたちの意外な展開に驚きと感嘆の声が上がる展覧会です。

桝本佳子は2006年京都市立芸術大学大学院を修了後、ミッドタウン アワード アートコンペ準グランプリ受賞(2008) 、国立近代美術館工芸館「装飾の力 」展 (2010) 、豊田市美術館「新 ・陶 ・宣言」展(2011)、兵庫県立美術館「美術の中のかたちー手でみる造形 やきもの変化」(2011)と活躍を続けています。作品は幼少より親しんだ茶道に端を発し、道具立てや見立ての考え方、長じては宮川香山や真葛焼きなど日本近代輸出陶器にそのイメージの源泉があります。各種陶芸技法を駆使してつくるマチエールやディティール、取り合わせ、組み合わせの妙味には、若い作家の等身大のセンスやユーモアが溢れ、見る者を魅了します。

今展では、観光地に設置してある、部分的にデフォルメされた立体パノラマ地図をモチーフにした新作「町/壺、皿」を中心に展示いたします。

[画像: 桝本佳子 「馬/壺」(2011) 陶 165×95×102cm 兵庫県立美術館 撮影:小笠原翔 ]

メディア

スケジュール

2011年12月02日 ~ 2011年12月26日

オープニングパーティー 2011年12月02日18:00 から 19:00 まで
18:00よりアーティストトーク

アーティスト

桝本佳子

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