終了した展覧会・イベントです

「浜口陽三銅版画展 ジャーナリスト・阿部徹雄が撮った浜口陽三 1958年パリ」

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
終了しました

アーティスト

浜口陽三
パリで花開いた銅版画家・浜口陽三の展覧会です。1953年に二度目の渡仏を果たした浜口陽三は、銅版画の技法を追求して数年の間に自分のスタイルを確立します。身近な果物を柔らかな闇に包んだ、静かで芳醇な作品は、1957年には2つの国際コンクールでグランプリを受賞するという快挙を成し遂げ、名実共に世界を代表する版画家の1人となりました。

本展覧会のコーナー展示では、ジャーナリスト・阿部徹雄の写真を通して、1958年春の浜口陽三の制作風景を紹介します。阿部氏は新聞社の特派員として、ヨーロッパで活躍する作家たちのアトリエを訪ね歩き、写真集『現代の造形』を完成させました。掲載写真のほか、未発表写真も含めて約20 点を展示します。前途洋々たる版画家のアトリエはこまごまとした道具類であふれ、張りつめた空気まで伝わってくるようです。銅版画60点と一緒にご鑑賞ください。また、2011年は陽三夫人である南桂子生誕100年のため、会期中は南桂子の作品も10点ほど展示いたします。

[画像:「ざくろ」 1958年 メゾチント]

スケジュール

2011年5月3日(火)〜2011年7月31日(日)

開館情報

時間
11:0017:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00から
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始・夏期・展示替え期間休館
備考
土日祝は10:00開館
入場料一般 600円、大学生・高校生 400円、中学生以下 無料
会場ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
http://www.yamasa.com/musee/
住所〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
アクセス東京メトロ半蔵門線水天宮前駅3番出口より徒歩1分、東京メトロ日比谷線人形町駅A2出口より徒歩8分、都営浅草線人形町駅A5出口より徒歩10分
電話番号03-3665-0251
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