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内海聖史 「さくらのなかりせば」

ギャラリエ アンドウ
終了しました

アーティスト

内海聖史
内海聖史は第1回shiseido art eggをはじめ、東京都現代美術館の「MOTアニュアル2004」や「屋上庭園」、静岡県立美術館の「風景ルルル〜わたしのソトガワとのかかわり方〜」等々目覚ましい活躍をしている作家です。

彼の作品には、筆跡の集積にて描かれるものと、押しつぶした絵の具によって描かれるものがあり、ギャラリエアンドウ第1回目の展覧会「彼岸の色彩」(2007年)では260×280cmの大作を展示。近づけば絵具の物質感を感じ、離れてみると空間と絵具の美しさを認識させるものでした。内海の作品は絵画、空間、物質から成り立っています。第2回目の展覧会「千手」(2009年)では鑑賞者が見上げる高い位置に絵画による色相環を造り、ギャラリーが色彩に包まれました。作品が置かれる空間、鑑賞者の立ち位置、視覚的記憶、思考等あらゆる面において鑑賞者が関わる事で成立する作品です。

今回は内海自身が4月に個展をする事が初めてだという事で、この季節ならではの展覧会にしたいと考えています。展覧会タイトルも在原業平の歌「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心も のどけからまし」より一文を借りて「さくらなかりせば」とし、春に桜が咲く事への悩ましいような心の沸き立ちにも似た絵画体験を鑑賞者と共有したいと考えています。

スケジュール

2011年4月5日(火)〜2011年4月23日(土)

開館情報

時間
11:3019:00
休館日
月曜日、日曜日
入場料無料
会場ギャラリエ アンドウ
http://www.ando-tokyo.jp/
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-26-23
アクセス京王井の頭線神泉駅北口より徒歩3分、JR渋谷駅西口より徒歩12分
電話番号03-5454-2015
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