GALLERY SPEAK FOR紙の風合いと、彩色や切り絵の手法が繊細に組み合わせられて、すぎはらけいたろう氏の「絵」ができあがります。使用するのは、海外の蚤の市などで収集された、日記帳や楽譜、包装紙などのアンティークな紙やハギレなど。様々なテクスチュアの素材たちは、コラージュや描画、切り取りなど、彼の繊細な手作業を通して、ファンタジーという第2の生命を吹き込まれてゆくのです。
でこぼこな素材の混交を指揮して、すぎはら氏が奏でる優しいハーモニーは国内外で高く評価されており、2009年ボローニャ国際絵本原画展でも入賞。昨年は初めてのオリジナル絵本「あれあれなんだろな?」を刊行しました。こぶたのクイ、うさぎのチー、おさるのポッポ。その仲良し3人組の楽しい冒険世界は多くの絵本ファンを魅了しています。また、様々なグループ展や企画展などで積極的に新作を発表し続けており、2010年8月には、everydaybycollex二子玉川店で展示とワークショップを行い、好評を集めました。今、最も期待される新鋭イラストレーター、絵本作家のひとりと言えるでしょう。
本展のタイトルは「旅の軌跡」を意味します。過去の自作の中から選りすぐったアートワークを、購入しやすいインテリア向きの複製キャンバスパネルとして販売する他、絵本「あれあれなんだろな?」や、最近手がけたカレンダーのための原画なども展示。合わせて約40点前後を紹介いたします。また、家をモチーフにしたオブジェの新作も発表予定です。
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