写実技法を用い女性像を中心に描く平澤篤。所属する白日会では一貫して独特な舞台設定を施した家族の肖像を描き異彩を放ってきました。また人物画以外の作品は、自らコレクションしてきたアンティークの楽器やカメラなどを配した静物画には平澤ならではの強いこだわりが感じられます。今展は当画廊で4年ぶりの個展となります。本人が「こんな作品も描いてみたい」と暖めていたモチーフの作品10点による新作展です。人物、静物、風景など新しい一面も見える展覧会となることでしょう。またこの展覧会は銀座・京橋のギャラリー27軒が参加する「Xmas Art Festa 2011」(12/9-17)参加企画となります。期間中はキックオフ・シンポジウム(前夜祭12/8)、ギャラリーツアーなどのイベントが開催されます。