宮永愛子 「そらみみのおすそわけ」

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本展では、制作後 間もない宮永 愛子の作品『そらみみみそら』を所蔵する 3 名が、それぞれの作品を持ち寄り、皆さんと共にひとときの間その音色を共有します。会期中は、毎日18時から20時までの2 時間、人数限定の空間にすることで音と作品をゆっくりと鑑賞できます。

ナフタリンや塩などの素材を使用し、ものが持つ記憶や物 語を紡ぎだすアーティストとして知られる宮永 愛子ですが、歴史ある京都の陶芸家の家系に育った彼女は、伝統的な陶芸の手法や素材も多く作品に取り入れます。器に塗る釉薬の調合により、釜場から出された後も、器が冷えるにつれてその表面にヒビが入る「貫入」が起こり、澄み渡った音を放つ『そらみみみそら』。薄いガラスがそっと触れ合うようなかすかな音は、私たちの耳に届けられる一瞬のうちに再び静粛のなかへと戻り、その記憶をたぐりよせようと意識を傾けると、またどこかで慎ましい響きを奏でます。やがて音は少しずつ変化しながらも、決して消え入ることなくそこにあり続け、私たちに繰り返しその存在を知らせるのです。
一人では聞き逃してしまうかもしれないかすかな音を、他の誰かが聞き取ることで、器の演奏は無限に広がりを見せることでしょう。秋の夜長と共に、ぜひその共演をお楽しみください。

*会期中の開廊時間は、18:00-20:00の2時間です。ご注意ください。また、鑑賞は一度に5名のみとなります。順番待ちの際には、ギャラリー併設のカフェSUNDAYにてお待ちください。
*ご予約の受け付けはいたしません。直接会場へお越しください。

メディア

スケジュール

2011年11月03日 ~ 2011年11月06日
18:00-20:00 (人数制限有り)

アーティスト

宮永愛子

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