谷田真美 「陶 小躍りズ」

LIXIL ギャラリー1 & 2

poster for 谷田真美 「陶 小躍りズ」

このイベントは終了しました。

壺、陶板、陶片、土塊がバラバラと横一列に並んでいます。その長さ7m。それぞれ赤土に青味を帯びた釉薬が掛かっていたり、緋色が現れていたり、掻きだし技法で素朴な模様が描かれていたり、陶の味わいが豊かです。そこに、染め付けの藍色で、何百人という僧侶や旅支度の町人が小さく延々と描かれています。笠を被り、或いは剃髪のまま、杖をつき、在る時は一人で、駆け足で、町場へ、荒地へ、山へ、壺の肩へ。ユーモラスな絵付けと、風景に見立てられた陶器作品の組み合わせがユニークな、7mを駆け抜けるようなリズミカルな陶のインスタレーションです。

谷田真美は現在金沢美術工芸大学大学院に在学中で、大学の陶芸コースで陶芸を始めて5年目になります。京都精華大学に在学中、修学院離宮の近くだったアパートから日常的に見ていた、僧侶の行列の非日常的な美しさ、幼少時に遊んだ神社の伽藍や湿った匂いの思い出などから、聖と俗、生と死、物に宿る記憶などをモチーフに、こうした作品を制作するようになりました。

陶器を素材に選んだのは、その長い命、土の生命力に感嘆したからだと話します。そこにコミカルでスピード感のある僧侶や旅姿を描き、いきいきとした作品をつくり出しました。

「小躍りズ」というタイトルも「小躍りするほど嬉しい、楽しい」という言葉からつけられました。その説明には「物と者 走る 踊る 跳ぶ 生きる」と書いています。見ているだけで心弾むような作品です。今展ではガレリアセラミカの会場サイズに合わせて、6mにリニューアルした新バージョンでご覧頂きます。

■アーティスト・トーク  10月5日(水)18:30~19:00

*このイベントはINAX ガレリア セラミカでの開催です。

[画像: 谷田真美 「小躍りズ」(2011) サイズ可変(部分)]

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スケジュール

2011年10月05日 ~ 2011年11月01日

アーティスト

谷田真美

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