AITルームソウルを拠点に世界で活躍するアーティスト、ヂョン・ヨンドゥが、今回の恵比寿映像祭で発表する≪空中庭園≫や≪シックスポインツ≫をはじめ、これまでに手掛けた写真や映像作品について語ります。イメージにおける「リアル」をさまざまに探る彼の仕事をとおして、私たちの時代の「確からしさ」を考えてみませんか?
ヂョン・ヨンドゥの写真や映像作品は、イメージの舞台裏や可塑性(無から作り上げること)に言及することで、イメージの「確からしさ」と「嘘っぽさ」の間に人々の注意を誘います。
それは、ある市井の人物の現在の姿と理想の姿が同じ構図で交互に立ち現れる≪奥様は魔女≫(2001年)であったり、カメラのアングルはそのままに舞台設定が次々と変化しながら85分にわたって次々と入れ替わる6つの場面をワンテイクで撮ってゆくドキュメンタリー作品≪ドキュメンタリー ノスタルジア≫(2008年)であったり、またあるときは、舞台で繰り広げられるマジックを撮影し、それを映像作品として再提示することで映像化したときに見えている部分と隠されている部分に同時に注意を引かせる≪シネ・マジシャン≫(2009年)であったり。
私たちが彼のイメージに「確からしさ」を感じるとしたら、それは表わされたイメージに対してなのでしょうか、それともそのイメージの背後にあるさまざまな装置や設定に対してなのでしょうか、あるいはその組み合わせから生まれる「作品」に対してなのでしょうか、それとも…?
作品作りにおけるコンセプトやそれを具体化する方法論をとおして、目の前の現実と映像が映し出す「リアル」の差を捉えます。
お申し込み方法: otoiawase@a-i-t.net 宛てに、タイトルを「AIT ARTIST TALK #58参加希望」とし、お名前(ふり仮名)、ご連絡先を明記したお申込メールをお送りください。
定員: 30名
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