宇都宮美術館アーティスト
エーロ・ヤルネ フェルト、アクセリ・ガレン=カレラ、トーヴェ・ヤンソン、カイ・フランク、アルヴァ・アアルト 他
近・現代の建築・デザイン史のなかで、フィンランドのモダン・デザインは、独自の位置を確立しています。それは、フィンランドの自然と風土に根ざし、自国だけではなく、世界の「ものづくり産業、人々のくらし、そして多様な社会に還元されるデザイン」を結実させたところにあります。言い換えると、本当の意味での「ユニヴァーサル・デザイン」(すべての人々にとって、あらゆる観点から「よい」デザイン)の達成です。また、今も昔も、「スオミの森」(スオミ:フィンランド語で「フィンランド」の通称)をキーワードに、美術や音楽など、領域を超えた創造活動と結び合いながら、常に「豊かで幸せな生活」の実現を目ざしてきました。 今回は、このような特質を持つフィンランドの美術・建築・デザインについて、19世紀末から20世紀初頭、ミッドセンチュリー、そして2000年代の三つの時代、それぞれの時代を代表する作家、作品・取り組みに焦点を絞り、約350点の作品群により展観いたします。
[画像: カイ・フランク 食器シリーズ「ティーマ」プロトタイプ(1979-1980)(現行製品)スキャンデックス©Iittala]
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