「セザンヌ-パリとプロヴァンス」展

国立新美術館

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「セザンヌ-パリとプロヴァンス」展は、「近代絵画の父」と称されるポール・セザンヌ(1839-1906年)の画業を、パリとプロヴァンスという2つの場所に注目して振り返る大規模な個展です。

南仏のエクス=アン=プロヴァンス(以下「エクス」と略)に生まれたセザンヌは、1860年代のはじめに、画家としての成功を夢見てパリに出ます。1870年代に入り、セザンヌは、当時世に出た印象派の輝くような明るい色彩に大いに感化される一方、形態と空間の表現に創意を凝らしました。そして、伝統的なアカデミスム絵画とも同時代の印象派とも袂を分かつ、全く新しい絵画を確立したのです。

1880年代以降のセザンヌは、パリに背を向け、故郷のエクスにこもって制作した孤高の画家と見なされてきました。しかし、実際には、1861年から晩年に至るまで、20回以上もパリとプロヴァンスの間を行き来していたのです。フランス南北間の頻繁な移動は、これまで注目されてきませんでしたが、セザンヌの創作活動に決定的な役割を果たしたと考えられます。本展は、セザンヌの芸術的創造の軌跡を、南北の対比という新たな視座から捉えなおそうという画期的な試みです。

[画像: ポール・セザンヌ 「りんごとオレンジ」(1899) 油彩、カンヴァス 74×93cm、RMN (Musée d'Orsay)/Hervé Lewandowski/distributed by AMF]

メディア

スケジュール

2012年03月28日 ~ 2012年06月11日

アーティスト

ポール・セザンヌ

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Reviews

sleepguy: (2012-04-15)

裸体図を除けば派手さはないが、色んな題材がバランス良く配置されていて充実感がある。都会と田舎を往復する中で育まれてきた技法や感性で、たとえば風景画の中での抽象性が変化していて面白い。坂を真横からみた「坂道」とか、晩年の静物画「りんごとオレンジ」など構図がいいな〜と思うのも多い。後者はりんごとオレンジが渾然一体としてるのだがクロスとテーブルとの絶妙な配置のおかげでおいしそう。

haniwabe: (2012-04-24)

人物より風景、風景より静物。人物は、女性よりは男性。風景は、空や水や光より、木や岩や山。手前に水平線があるとセザンヌ感が増す。静物は、布よりりんご。赤っぽいオレンジ色と緑。「壺、カップとりんごのある静物」おすすめ。緑の壺の実物も展示されてます。
http://hanitona.web.fc2.com/jn201206CezanneParisProvence.htm

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